リコード法を実践中☆ななくん blog

若年性アルツハイマー病の診断を受けた母にこれからも母らしく生きて貰いたくリコード法に取組んでいます。母は大阪、私は東京の遠距離介護。普段は理学療法士として訪問リハビリや自主サークルで運動指導等をやっています。

資料★MTHFR遺伝子検査🧬

f:id:nanakunran:20190324024304j:image

昨年12月、ApoE遺伝子検査と共に検査したのが

MTHFR(メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素)遺伝子検査

 

その中でも重要とされている

C677T

A1298C

 

母は、どちらもヘテロ接合型でした。

 

1つだけがヘテロなら、さほど心配は必要ないようですが、2つともヘテロというのは、様々な病気との関連が明らかになってきているそうで、その中に母もしっかり入っていたと言うことなのでしょう。

 

アメリカでは、この遺伝子検査は、保険適用だと知り、その重要性を感じずにはいられません。

 

そして、このヘテロ

日本人では決して珍しい型ではないとのこと。

C677Tにいたっては日本人の約半数がヘテロだそうです。

 

そんな民族なのに、この遺伝子のことを知っている日本人ってどれくらいいるのだろう?

 

重篤な病気になる前に、もっと身近で知れる機会があったらいいなぁと感じました。

 

この検査と切っても切れないのが、

 

メチレーション

 

私たちの健康を維持するためには、この代謝回路が円滑に動いていないといけないようです。

 

でも、日本人の半数がヘテロなのだとしたら、

そもそも日本人は生まれた時から代謝回路が機能しにくい人が多い人種と言うことになるような気がします。

 

母のように2つ共がヘテロ複合ヘテロ接合型の場合、正常の方に比べて40%しかメチレーションが機能しないと、検査したクリニックで教えて頂きました。

 

ホモ接合型になると、その機能はもっと落ちるということ。

 

理解を深めるにはまだまだ時間がかかりますが、その歯車をグルグル回せるようになれば、様々な変化が見えるのではないかと感じています。

 

ただ、そんなに簡単なものではない。。

 

葉酸が足りないから、葉酸を摂ればいい!」

 

と単純なものであったらどれほど楽か、、、

 

良くするつもりで摂取している栄養素が、逆に有害物質として体内に蓄積させてしまったいることも往々にしてあるというのですから、恐ろしいです。

 

今、私は母に、リコード法で推奨されている栄養素を、推奨通り、もしくは、少し少なめの量でサプリメントから摂取して貰っています。

 

「少なめ」というのは、単純に摂取するサプリメントの種類が多いので、母の負担を考えて、というのが大きな理由で、

 

推奨量に達するためには2粒必要なものも、1粒しか飲んで貰っていないものも多々あります。。

 

いくつかの検査結果を受けて、増やしたものもありますが、

 

全ての検査をしなければ、手をつけるべき取組みは分からない

 

母は、何が不足していて、何が過剰に蓄積されていて、代謝回路のどこが弱いのか、などが、

 

未検査のものも多いので分からない

 

というのが現状です。。

 

f:id:nanakunran:20190324141633j:image

メチレーション葉酸回路に関わるMTHFR

 

日本人女性では、約7割近くがヘテロであるとも言われているようです。

 

私も可能性が十分にあるという事が母の検査で判りました。

 

本来は、フォレート(葉酸塩)として葉物野菜などの自然食材から摂りたいところですが、上の図の赤文字のように

 

「MTHFR遺伝子変異によりフォレートを合成する能力も落ちる」

 

と言われてしまえば、もはやサプリメントなどから補うしか方法がないように思います。

 

葉酸だけ見ても、葉酸とフォレート(葉酸塩)の違いさえ、ここ数ヶ月で知った私。

他の栄養素を1つ1つ理解して、検査を元に、それらを繋げて考えられるようになるには、どれだけ時間がかかるのでしょう、、汗

 

でも、知りたくて仕方がありません。

なので、楽しみでもあります。

いや、楽しんでいる場合ではなく、母の治療に繋げていかなければいけないので、頑張りたいと思います。

 

そして、リコード法にも理解があって、ニュートリジェノミクスというメチレーションの機能改善を目指す治療にも詳しい医師に相談できるようになりたいと思います。

 

サプリメントの摂取を始めて4ヶ月。

もちろん食事や運動も同時に始めた母の変化と言えば、

 

・便秘は完全に解消

1週間出ないことは日常で、便秘で入院した事もあった母。

今は毎日、出ているようです。

量、色、硬さ、も申し分なさそうです。

 

・排尿の回数が増えた

下手をすれば日中一度もトイレに行かない事も多々あった母。

今は、3-4時間おきには催している印象です。

夜中は、一度も起きることなく眠れているようです。

 

・風邪を引かなくなった

一年中風邪を引いていた母。

診断を受けた10月以降、一度も風邪を引いていません。

 

・食欲が増えた

症状が出始めた4年程前は、見た目で分かるくらいに明らかに体重が減った母。

元々細身の母だったので、この数年は、半人前くらいしか食べず、心配でした。

今は、食べ物の制限が多く逆に執着してしまっているのか、少し多動気味なのでエネルギーを消費しているのか、理由は定かではありませんが、よく食べます。

まだ食べたことを忘れることはありません。

体重減少を危惧していた私としては、一先ず良い徴候だと思っています。

 

・比較的明るくなった

日中1人で自宅で過ごす日もまだまだありますが、友人や親族のおかげもあり、何かと外出機会も持てています。

空元気な印象も少しあるので、変化というより要観察。

 

・パニックが減った

これは仕事を辞めてやる事が減ったというのが一番大きな要因のような気がしますが、特にこの一月は電話でも比較的穏やかな日が多いと感じます。

ただ、多分支払いなどが近づいている日は、銀行に行くことなどで頭がいっぱいの様です、汗

 

検査してないから何とも言えないですが、

解毒や神経伝達、ホルモン、免疫など、メチレーションの機能が少しでも高まってくれているといいなと願うばかりです。

 

昨日今日と、弟くんや親戚と、一泊旅行に出かけた母。

たくさんリフレッシュしてきてほしいなと思います☆

 

f:id:nanakunran:20190324215604j:image

#MTHFR

#遺伝子検査

#葉酸

#メチレーション