リコード法を実践中☆ななくん blog

若年性アルツハイマー病の診断を受けた母にこれからも母らしく生きて貰いたくリコード法に取組んでいます。母は大阪、私は東京の遠距離介護。普段は理学療法士として訪問リハビリや自主サークルで運動指導等をやっています。

グルテンとカンジタ症

f:id:nanakunran:20190718152739j:image

昨日、久しぶりにスーパーのパンコーナーを通ったら、

グルテンフリー

米粉100%のコシヒカリパン

ココア味

が登場しているのを発見しました!

 

早速購入^ ^

ココアのほんのりとした苦味が、とっても美味しかったです!

私はプレーンよりも、こちらの方が好み。

今日はココナッツオイルを塗ったので、次は発酵ギーを試してみようと思います!

 

思えば、母の脱グルテン

本当に大変でした(゚ω゚)

今も完全ではありませんが、当初の一番の悩みだった、朝のパン食生活。

 

リコード法では、ケトーシスにもっていくために低糖質食にしなければいけません。

でも、、、

そこを意識する以前の大きな壁がグルテン問題でした。

 

コシヒカリパンのプレーン味玄米パンは、単に「パンがダメ!」という意識ではなく、「材料に気をつければ、食べても良いパンがある」という安心感も与えてくれ、母のパン欲離脱に、大いに貢献してくれました。

 

最近は、母の口から「パン」というワードは全く聞かれません。

私の目の届かないところで食べている事も大いに考えられますが、あれだけ毎日

パンパンパンパンパンパンパンパン

言ってた日々を思うと、少しは改善されている気がします。

 

パンに含まれるグルテン

小麦に含まれる「グルテニン」と「グリアジン」が、こねる過程で粘弾性のたんぱく質を形成しグルテンとなるそうです。

そのうちのグリアジンがアレルギーの元となったり悪さをするのだとか。

グルテンは、人の消化酵素では、なかなか分解できない構造をしている。

だから、未消化のまま腸に届き、腸粘膜を傷付け、炎症を起こしてしまうのだそうです。

 

リーキーガット症候群の大きな原因

なのですね。

 

母は、12月のIgG食物アレルギー検査でも、リーキーガットの兆候がありました。

 

そして、先日の検査結果から、母の腸内では、カンジタ(ここではカンジタ・アルビカンス)が増殖しているであろうことが分かりました。

 

カンジタは、本来常在菌。

私たちの腸で、普段は酵母として生きているカンジタ菌ですが、様々な原因でバランスが崩れると、酵母から菌糸へと変化します。

そして一気に増殖し、腸粘膜を突き破り、腸に根を張るように菌糸を増やしていくそうです。

しかも、自身が生き延びるためにバイオフィルムを形成し、抗菌薬が効きにくい状態を作ると言うから手強すぎます。

カンジタも生き延びるのに必死なんですね。

か、かしこい(゚ω゚)

※手強いが故に、カンジタ除菌は、しっかり事前準備をした上で取り掛からないと副作用が大きいとの事です。

 

グルテンも、単純糖質同様、カンジタの大好物(アルカリ環境も増殖の原因になるそうです)。

知らず知らず、カンジタに栄養源を与え続けてきた結果、母の腸はダダ漏れ状態なのかもしれません。

 

腸粘膜と血液脳関門は同じ構造。

腸から入った不要な物は、血液を介して脳にも届きます。

脳は大事な器官だから、本来は、鬼の番人的な存在であるはずの血液脳関門ですが、グルテンに対しては、腸粘膜のバリア機能の一端を担うタイトジャンクションを容易に開けるのと同様に、「どうぞ、お入りください」状態になっているのだそうです。

目を覚ましてくれ〜!

と言いたい( ̄O ̄;)

母の脳で、不要な物や異物が、色んな悪さをしている可能性が十分にあるという事も納得です。

 

グルテンの中毒性

確かにパンやパスタを食べると、またすぐに食べたくなる気がします。

「習慣」という言葉で片付けてしまっていた。

でもそれは、分解されたグルテンの一部のペプチドが、モルヒネに似た構造をしているために欲してしまうのだそうです。

モルヒネ(゚ω゚)

「好物」だと思っていた食べ物が、そんな生理的作用を持つなんて、今まで考えてもみませんでした。

 

中毒を抜け出すには、本来は、3ヶ月間、完全フリーにするべきだそうですが、グルテン中毒に陥っている者にとっては、相当なハードル。

とりあえず、2週間、頑張ると、その中毒性は相当改善されるそうで、こういう米粉パンや、グルテンフリーパスタなんかは、一つのアイテムとして心強い味方のような気がします。

母は、これらに加え、さつまいもが、何と言っても大きな救世主でした^ ^

 

そう言えば、5月に母が上京した際、グルテンはできるだけ回避。

スーパーでは必ずパンコーナーで足を止める母でしたが、見るだけでスルーしてもらいました、苦笑

一緒に過ごしたのは、ちょうど2週間。

それ以降、ほとんど「パン」という言葉を母の口から聞くことがなくなったように思います。

 

一先ずグルテン中毒からは、脱したかな!?

(期待を込めて、、、笑)

 

私にも同じことが言えますが、

母が好きだと思っていた、砂糖やパンは、実際にはカンジタの好物。

あれ?私たち、カンジタに操られていた(゚ω゚)???

 

腸をきちんと修復し、腸粘膜のバリア機能を回復すれば、今までほどタイトジャンクションは容易に開かなくなるでしょうし、

自己で処理できる身体になれば、時々はご褒美パンがあっても良いような気がしています。

 

ただ、それまでに、母が

「パンなんて私には必要ないわ!」

と見向きもしない嗜好になってくれている事を、密かに願ったりもしています^ ^

 

母のことばかり言ってるけど、私も忙しいとか理由をつけて、時々市販のパンを買ってしまいます。

「楽」に乗じて、母より脱せていないかも、汗

私も真剣に腸のことを考えなければと感じる日々です。。

 

このココア味。

母に送るべきか悩むなぁ。。

またパン欲に火がついたらどうしよう。。

でも、きっと母も好きな味なので、食べさせてあげたい気もしています。。

 

ただ、、、

グルテンは少し避けられるようになったけど、本来は低糖質を目指さなければならない。。。

課題は続きます〜(//∇//)

 

今日は選挙投票日。

私は訪問リハビリの後に投票に行きましたが、、80歳オーバーのご利用者様たちの選挙話が熱すぎて驚きました。

ちょっと見習わねばです、汗

 

さ、今日こそ、母の来月サプリの準備を完成させるぞ☆

 

 

#グルテン

#カンジタ症

#グルテンフリー

#米粉パン

#コシヒカリパン

#リーキーガット症候群

#タイトジャンクション

#血液脳関門